院長 石井 良幸

開院して以来、20数年間、曙町の地域に根ざした医療を、そして患者様が安心してかかれる「かかりつけ医」になれるようにと心がけております。患者さんとの向かい合いの中で、医療そのものをはじめ、自分自身も家庭、家族、周囲との付き合いなど、さまざまなことを学びました。

医療の現場では、患者さんと医者が言いたいことを言えるような関係を築くべきだとかんじました。医師と患者さんとの信頼関係は絶対であると考えます。疾病を治すということの他にも患者さんの悩み、痛みに対するケアーが重要だと思っております。

ただ、こうして実際に患者さんたちと向かい合ってきて、一番に感じることは患者さんが医療施設へのかかり方をよくご存知ないということです。

「かかりつけ医」って?

私どもも、数年に一度お越しになる患者さんのことはあまり印象に残っておりません。やはり、「かかりつけ医を持ちたいというお考え」、でしたら最低1回/年くらいでは健康診断の結果をお持ちになり、顔をお見せになるくらいの気持ちを持ってほしいものです。

「会社の検診を受けて、医療施設を受診するように指示された」、「どうも、最近物忘れが気になるようになってきた・・・」、「田舎の、両親の介護のことでの相談」「東京の大きな病院に数か月に1回通院しているが、近くの診療所で診てもらいたい」・・・。

よほど緊急を要するような症状があるならば別ですが、順序としては、まずはかかりつけ医に相談し、その先生の話を良く聞いて、次のステップを考えるべきかと思います。

在宅医療についてですが、最近は自宅で看取りをさせていただく患者様も増えてきております。私は、ケアマネージャーや訪問看護師と常に連携し、話し合い医療を進めております。人生の最後を、患者様に寄り添って、周りの家族の方々と一緒、に迎えられるよう、お手伝いをさせていただいております。

私はいつも本音で患者様と真剣に向かい合っているつもりです、そんなわけで、向かい合った時にきつい言い方になってしまうこともしばしばあります・・・。

私自身も、自身で自身を制御し、皆さん方に信頼し理解して頂けるよう、日々努力してまいりたいと思っております。

2023年5月
院長 石井 良幸

院長経歴

医学博士。

1977年に日本大学医学部卒業。
日本大学第二外科入局。

卒業後、23年間在局。この間、川口市民病院外科、韮崎市民病院外科、整形外科、志木市立救急市民病院外科整形外科、大宮市医師会市民病院外科で計8年間出張勤務を行う。

2000年5月立川市に石井医院開院。

アメリカ横断ウルトラクイズ
随行医師として

私は1985年に「アメリカ大陸横断ウルトラクイズ」に始めて随行医師として参加しました。それを機に、翌年から「高校生クイズ」の随行の医師として番組に協力してまいりました。「アメリカ大陸横断ウルトラクイズ」自体は1992年にレギュラー番組としては終了しましたが、1998年の「アメリカ横断ウルトラクイズ」の復刻版にも参加しました。

一方「高校生クイズ」は当初は決勝が富士山頂で行われていたので、毎年夏決勝で富士登山をしていました。2013年の第33回大会から、海外での決勝大会が催され、同年はタイ、フランスまで随行しました。そして今年第34回大会は夢のアメリカ横断での決勝大会となってます。

さてさて、今年はどこの高校が頂点に立つのでしょう・・・?

Picture : Oct.1998 Glen Canyon,utah
2014.9.12. Fri. 9:00PM ON AIR !

"Statue of Liberty"with LION kun
New York Aug.2014